子どもの頃、図面を描くのが楽しくて
子どもの頃、父が家で図面を引いているのをたまに手伝っていました。当時はCADではなくて手書きだったので。それで図面を描くのって楽しいなと、自分もこの道に進みたいなと自然と思うようになっていました。はっきりと建築業界に進もうと決めたのは、高校の文理選択のときでしたね。理系を選び、その後、建築の専門学校を選択しました。就職先は、専門学校の先生から、設計をやるにも現場を知っていたほうがいいとアドバイスをうけたこともあって、施工管理の仕事に進みました。
自分の時間を作っていくことの大切さ!
施工管理は、現場の規模にもよりますが、遅い時間まで作業にあたるときもあります。現場の経験が少ないときは、自分で時間を作ることができないときもありましたが、徐々に周りの人から教えてもらいながら、自分の時間を作っていくことが大切だと思います。仕事を覚えれば、ある程度、自分の裁量で時間を使えるところは、自分に合っていると思っています。最初はどの仕事もそうだと思いますけど大変ですが、周りとコミュニケーションをとりながら、しっかり対応力を養っていけば大丈夫です。
経験が活かせたときの達成感
現場では学ぶことが多いですし、新しいものがどんどん出てくるので、対応するにも新しいことをしないといけない。でもそういったところはやりがいでもあるし、過去の経験を活かして解決できたときは面白さを感じますね。もしわからないことがあったら、周りの人に聞いたり、コミュニケーションを取って解決していくことが大事になってきます。そうして経験を積んでいけば、対応力は自然と身についていきます。あとは、今の自分のレベルというか、どの程度仕事ができるようになっているかを知るために一級建築士や、一級建築施工管理技士の資格を取るということも重要です。資格をとると周りの目も変わってきますし、なにより自分の視野が広がります。
自分の経験も活かせて、
かつ安心して働ける職場
自分の知識やこれまでの経験を活かせる現場が多く、また、信用してもらえているからだとは思いますが、思うように進めさせてもらっているところに感謝していますし、働きやすいと思っています。もちろんコミュニケーションを大切にしながらなので、自分勝手に動くわけではないですけど、仕事はやりやすいですよね。あとは、給料面を含めというか待遇が良いので、安心して働けますね。
設計から施工まで、
自分でやった建物を建てること
将来は独立も考えています。子どもの頃から仕事をするなら建築の仕事で、その中でも設計をやりたいなって思っていました。独立すれば、自分で設計して施工もやる、そうして一つの建物が完成するというのは、建築業界にいれば、誰しもが思うようになるのかなと思います。ただ、今はまだ会社や現場の人達に育ててもらっていますけど、将来は・・・っていう夢も持ち続けていたいと思います。
扇谷 匠
施工管理
2014年入社
建築専門学校卒業後、施工管理経験者として当社へ中途入社。1級建築士と1級施工管理技士の資格を活かし、数々の建設現場を手がけるプロフェッショナルとして活躍中。